2024年6月9日日曜日

アニメ「ガールズバンドクライ」とは、いったい何なのか? (その6)

みなさん、こんxxは。 

アニメ「ガールズバンドクライ」とは、いったい何なのか? (その5)の続きです。

 

この作品で使われている、CGの手法、「イラストルック」について

本作品は、「これまでにない作品」を作りたいということで、作画もCGを積極的に取り入れています。
 
プロデューサの、平山理志氏のインタビュー
によれば、
 
 現在、世界のアニメーションの大きな潮流は2つあって、
 
・ディズニーやピクサーに代表されるような、「リアルルック」
・日本の手書きのアニメーションに代表される、「セルルック」
 
で、この2つはすでに先駆者が山のようにいるので、
・誰もやっていない別のことで勝負するべきだ
という発想から、新たに、
 
・「イラストルック」
 
と言う手法を、編み出しました。
 
によると、
 
〝アニメ『ガールズバンドクライ』プロジェクトでは、「レイアウトを作ったあと、キャラクターデザインの手島nariさんが気になるところに手を入れて、それを反映させたプライマリーの動きを作って手島さんのテイストに近づけました」″
 
ということなので、ふつうのCGのように、
 
・モデルを作ったら、あとはそこから全部計算して作っていく
 
のではなくて、イロイロ動かして、
 
・気になった動きは、そこだけ逐次修正できる
 
ようになってるんだと思います。(動的モデリングとでも言うべきか。)
 
※多分「どうしてもおかしいところ」は、最後は「手書きで修正」とかもしてるんだろうな。なので、逆にスゴイ手間がかかってると思います。
 
今一度、EDのテロップを見直してたら、
「キャラクターモデリングアーティスト」っていうところが
 
・スゴイ人の数
 
に、なってるんで、それこそ
 
・毎回、モデル修正を繰り返している
 
のだろうな、と、思いました。
 
※これからのアニメーターの仕事は「セル塗り」ジャナクテ「モデル修正」に、なるのかな・・・

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まだまだ続きます。その7

 

本日は以上です。


2 件のコメント:

  1. イラストルックっぽい3Dもあるにはあったという気もしますけど、
    ガルクラのレベルでやったのは類例がないかなと思うとこです
    超えたな
    しかもあの保守的な東映動画ですからねぇ.....

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    1. なんか、コメが反映されてないなー、と、思ったら、「スパム認定」されてましたとさ。
      ※解除しときました。やっぱり、「連投」なんですかね?サーバー負荷を、ずっと監視してんのかな?

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