2022年5月29日日曜日

エスタブライフ アニメ 第八話

みなさん、こんxxは。

エスタブライフ グレイトエスケープ 第八話

です。

 

今回は、

クラスタが消滅する?」

お話です。

 

 ここは「白金」クラスタ。

今回の依頼人は、ここにある屋敷で執事をしている老人。


実はここ「白金クラスタ」には、この老執事と、この執事が仕えている「わがままなお嬢様」の二人しかいない。

この屋敷には、かつてたくさんの使用人がいたが、「わがままなお嬢様」に嫌気がさして、みな逃げ出してしまい、最後に残ったのが、この老執事フェルナンと、お嬢様サンドリヨンいうわけである。

逃亡の決行は今夜、お嬢様が寝静まった後。



今回もあっさり成功。
(つか、最近の回は、もはや「逃すこと」は、メインテーマではないみたいです・・・)

なぜか、「執事が逃げ出すことを知っていたか」のように、一行を見つめるサンドリヨン

別れ際に、「サンドリヨンのことが気になる」と、言い出したフェルナン

「そんなこと、気にしたってしょうがないじゃない!?」

「せっかく自由になったんだから、もっと嬉しそうにしなよ!」と、マルテース

「それもそうですな」と、気を取り直す

そして、老執事は去っていきました。


エクアも、 実はサンドリヨンのことが気になる様子。

「で、どうするの?」と、フェレス


「もう少し、お付き合いいただけますか」


そう言って、屋敷に戻ってきた一行

「ぶっちゃけ、戻ってきてどうするんですか?」

「少し気になったことがありまして」
「あれです」

と、エクアが指さす方向を見ると・・・
「何ですあれ?」

指さした方向に歩いていくエクア

「だいじょうぶか!?」と、一行が心配する中、その先には、

何もない空間?が現れていた。

「どういうこと?」「クラスタの消滅です」「クラスタの消滅!?
「ただの都市伝説じゃなかったの?」「私も見るのは初めてです」「そのクラスタ内で作られたものを強制的に消去、リセットする」
「えーっと、つまり、ここにある全部、無くなっちゃうってこと?」「はい、ご覧のとおりです」「てことは、あのお嬢さまの屋敷も全部消えちゃうってことじゃない!?」「マズいでしょ!?教えなきゃ!」
「急ぎましょう」

急いで屋敷に戻ってきた一行、サンドリアンを探しています。

「サンドリアンさん!」



「何で戻ってきたの?」

「折角みんないなくなって、ゆっくりお茶してたのに」「次は私を逃がすつもり?」「えぇっ!!」

「ご存じだったのですね、私たちが逃がし屋だって」「まぁね」

「あんたたちの言う通りよ。もうすぐ、このクラスタは消滅するわ」 「あんた、それも知って・・・」

「もちろんよ。だって、私がこの白金クラスタの『モデレータ』なんだから・・・」 「えぇぇっっ!!」

 

「『心豊かに暮らせる街』 そういうコンセプトでこのクラスタは設計されたわ。」

「わがままな私を、みんなでお世話する」
「その関係が続く限り、みんな迷うことなく、幸せに生きられるって仕組みになってたの」

「言うなれば、私のお世話は公共事業だったってわけ」

公共事業ですか・・・」「うまいこと言うな」

「私はモデレーターとして、その役割を担うため『わがままなお嬢様』という設定で作られたわ」

「そのこと、このクラスタの人たちは知ってたの?」「いいえ、とくにアピールしてなかったし」

「どうして、クラスタが消滅することになったんでしょう?」

「何十年も前から、このクラスタの人口が増えなくなって、だんだん人の数が減っていったわ」
「私と住民のみんな、お互いで支えていたバランスが崩れてしまった」
「私も何か打てる手はないかと思ったけど、ダメだったわね」

「維持できなくなったクラスタは消去して、新しいクラスタが作られる」
「だからせめて、残っていた住人だけでも避難させようと考えたの」

「じゃぁ、あのわがままって・・・」「そうすれば皆さん、嫌になって出ていかれると思われたんですね」

「フェルナンだけは、しぶとかったわね。悪いことしたわ」

 

「でぇ~、やっと誰も居なくなったってのに、なんなの!?あんたたち!」


「それって、どうにもならないの?」「ならないわ」
「クラスタの消滅は始まっている。管理者の『
ザ・マネージャー』が決めたことよ」
「それが世界のルールでしょ」

「でもそれって、あなたも消えるってことじゃないの?」「そうね」 「そうねって・・・」

「モデレータの私にとって、このクラスタが私自身」「ここから離れるなんてありえないわ」
「私はこの町とともに消えるの。でも、別に嫌じゃないわ」
 

「先輩・・・」
「サンドリアンさん、今、やりたいことはありませんか?」

「え?」「あんた何言ってんの?」

「そうねぇ・・・」「じゃぁ、パーティーがしたいわ」「思いっきり盛大なやつ!」

「わかりました」「それでは、盛大なパーティーをしましょう!」「あはっつ!」「えぇぇっっ!!」

というわけで、このクラスタ「最後の」パーティーをすることになりました。


「ごちそうの出来で、パーティーの質は変わるんだからね!」


「マルテたち、こんなことしてていいのかな?」

「お嬢わかってるか」「俺の計算じゃぁ、この屋敷が消えるのは日の出ごろだ」
「じゃぁ、パーティーの準備を急がないとですね」
「こんなことしてていいのかなー」
「場合によっては、ボストークまでお連れすることも考えていたんですけど」「あんた・・・」
「サンドリアンさんには、目いっぱい楽しんでいただきましょ」「うっ・・・」
 

「エクア~」「まぁまぁいい感じじゃない」

「けど、その右のやつ、少し傾いてるわよ?」「えぇっ、そう?」
「じゃぁ、フェレス、お願いね」「えっ、私?」
「こ、こう?」(珍しい、フェレスの後ろ姿。しかも下から・・・)
「いいんじゃない?」
 

「みつけたー!!」「あああ!!」

「まるで幼稚園かな~」「ホントにアイツ、モデレータなのか?」

 

 「レッツ、パーティ!!」

最後のパーティーが始まりました

「次は右手を赤、ですね」(これは、ツイスターゲームか?昔やったことあるけど、結構難しいです)
「ムリ~、ムリ~」「」(なんか、今回は、つくづく「フェレスのサービス回」だなぁ・・・)

「王様だーれだ!」

(実は、「王様ゲーム」って、やったことないからよく知らないんです・・・)

パーティーは進行中。だが、時間も迫っています・・・



 日の出とともに、このクラスタは消滅する運命にあります


「さぁ、みんなで歌うわよ」「歌?」「何を歌いましょう」
「この終わりは新しい始まり」「新たに生まれる命の為に、みんなで誕生日の歌を歌うわ」
「意味わかんない」「いいから」「さん、はい」
「ハッピーバースデートゥーユー」「ハッピーバースデートゥーユー」「ハッピーバースデーディア・・・」
「サンドリアン」「サンドリアーン」「サンドリヨン」「サンドリヨーン」

「バラバラじゃない!!」

「ハッピーバースデートゥーユー」

 クラスタ消滅の時間が迫っています・・・

「あー、ホント楽しかったぁ!」「こんな時間まで遊んだの久しぶり・・・」「はしゃぎすぎたぁー」
「あ・・・」
終わりの時は、目の前です・・・
「ね、ねぇ。まだ遊べるんじゃない?」「ほら、別のどこかでさ!」「別の?」
「そ、そうだよ」「マルテ、結構いろんなクラスタ見てきたし」「もっと楽しいところも、いっぱい・・・」「マルテ・・・」
「何言ってるの」「今日より楽しい日なんて、あるはずないわ!」
「先輩!」
「それじゃぁ、これでお開きね!」
「そんな・・・」

「お料理ごちそうさま、ウルラ」
「フェレス、飾り付けありがとう。意外と器用でびっくりしちゃった」
「マルテ、あんたは私に口答えした初めての人よ。ケンカするって意外と楽しいのね」
「ステキなパーティーだったわ、エクア」
「みんな、ありがとう」
「一人でサヨナラしなくて、本当によかった」
「あなたたちは、最初で最後の私の友達!」


クラスタは、消滅してしまいました

(残されたところに、タイル状の区画があるところなんか、「うる星やつらのビューティフル・ドリーマー」を、彷彿とさせます)

 

 「あの子最後、笑ってたね」


 「今日のことは、忘れません。ずっと」

「そうだね」

-----

今回は、少しだけ「クラスタの秘密」に迫った回でした。

クラスタって「物理的実体」なのでしょうか?

AIが管理してるといわれてますが、それが本編に少し出てきた ザ・マネージャー』 のことなのでしょうか?

すると、「モデレータ」であった「サンドリヨン」も、実は「AI」だったのでしょうか?

(なんか、「シミュレーション合成された人格」と言う雰囲気もありますが・・・)

(そういえば、アルガも、一種の「AI」とされていますが、何が違うのでしょうか?)

謎が、また謎を呼んでしまいました。最終回まで見れば、それが分かるのか?

 

あと今回は、フェレス回と言うわけではないのですが、「フェレスのいろんな姿」が見れたのも良かったです。

 

本日は、以上です