みなさん、こんxxは。
「エスタブライフ グレイトエスケープ 第七話」
です。
今回は、
「箸休め回」
です。舞台は終始、ずっと「喫茶ボストーク」の中です。
のっけから、 アルガとエクアが口論してます・・・
どうも、「仕事で必要なもの」が、予算がなくて買えないことに、アルガが怒っているようですが、
足りないものが、
「巡航ミサイル20発」「コンクリート貫通弾30発」
というのは・・・
「何と戦う気・・・?」フェレスも呆れてます。
「それにしても、相変わらず空いてるわね・・・ 経営、苦しいんじゃない?」
「そうですね、苦しいは、苦しいです・・・」
(何か、売り上げを上げる方策を考えてるんでしょうか?)
「ここ、レトロっていうかなんていうか。そのエプロンだって、もうちょっと違うのにしたら?」
「私は結構気に入ってるんですけどね。」
「先輩なら、もっとカワイイのが似合いますよ!」「メイドっぽいのとか!!」
「メイド服採用案に賛成の方は挙手!」「ハイハーイ!」「意義なーし。」(またまた、「脳内マルテース会議」が、始まりました・・・)
「まずはこのメニューを見て下さい。」「喫茶店って言ったら、こんなもんじゃない?」
「リニューアルですよ、リニューアル!」「だって、もしこのままほっといて、先輩の大事なお店が潰れちゃったら、マルテは悲しいです」
「ありがとうございます、マルテースさん。」「それじゃぁ考えてみましょうか?新メニュー!」
「はーい!」地下倉庫では、アルガとウルラが「何か金目のものがないか?」と、探しまくっています。
「やっぱ、先立つものは結局カネだよなぁ」
と、その瞬間、本の間から「硬貨が」落ちてきました。
「ん、へそくりか?」「もしかしたら、他にもあるかも知れん」「探すぞ、ワン公!」「こんなこともあろうかと、授業中に、寝る間も惜しんで考えたんです!」「寝てるか、落書きしてるかなのに、何でテストの点は良いワケ?」
「たぁく」「おい、ワン公、何かあったか?」「何だそれ?」「タダのゴミだろ、ゴミ」
「ウゥウウゥウ・・・ウゥウウゥウ」
「おい、気持ち悪い声出すなよ!」「何見てんだ?」
「そんなモジャモジャ何がいいんだか!」
「ジュオー!!こいつはそそる曲面じゃねーかー!!」「ウゥウウゥウ・・・ウゥウウゥウ」
(一体、二人はなにやってんでしょう・・・)
「何だか、口ん中がバカになった気がします」
「いくら何でも、一気に作りすぎじゃない!」
「なんか、途中から、何食べても、ぶっちゃけわかんなかったです」
「これじゃぁ、試食の意味ないわぁ」「あぁ」
「コーヒー、新しいの入れましょうか?」
「あ、お願い。」
「そうだ。コーヒーならマルテ、考えがあるんです!」
「考え?」「すごいです、マルテースさん」「これは、看板メニューになります!」
「へぇー、大したものね。」
「エクア先輩、もっと褒めてください!」
「マルテースさん、よしよーし!」「でへへ。もっとぉ・・・」「よしよしよ-し!」「うへへへ」
「エクア先輩、ずーっとマルテと一緒に、仲良くこのお店をやっていきましょうね!」
「フェレスさんも入れて、3人で!」
「え?」「えぇ~!?」
「私抜きでやってよ・・・」
「さて、金目のモンは、と。」
「ウゥァゥ!」「どうした?」
「こいつは、金庫か・・・」「ホンモノのお宝発見だな・・・」
(とうとう、金庫を発見してしまったようです・・・)
「それじゃぁ買出しに行ってきますね」
「すみませんエクア先輩、気をつけて行ってきてくださいね」「あー、なんか疲れちゃった!!」
「アンタ、エクアが居ないところだと、ホント態度変わるわよねぇ・・・」
「いいじゃないですか」「あ、フェレス先輩、コーヒー淹れてください。」
「え?自分でやりなさいよ!」「もぅ・・・」「ほら!」
「てか、何で戻ってきたんですか?逃がし屋に」
「マルテが来る前に一度辞めてから、出戻ったんですよね?何でですか」
「あの子の強引さは、アンタも知ってるでしょう?」
「けど、断ろうと思ったら断れたじゃないですか?」
「それは・・・」(その時、地下で爆発音が・・・)
「たく、あの二人は地下で何やってるの!?」
「まさか、爆弾でも使ったの?」
「ああ、LSC、V型成形爆破線をちょっとな」
「バカ!弾薬に引火したらどうするの!!」
※LSCとは、Linear Shaped Charge の略で、V型成形爆破線 と言って、実在の爆薬の一種です。
主に、金属の切断に使われるらしい。実際に、金庫の破錠もできるらしい。
「これって、金庫?」
「魔法でもかかってるみたいなんだが。フェレス、分かるか?」
「プロテクションを感じる。よほど大事な物でも入ってるんじゃない?」
「でも、簡単には開かないんだよね?」
「この手の奴は、正攻法でロックを解除するしかないと思うけど」
「と、なると、暗証番号を当てるしかないのか・・・」
「数字は5桁。総当たりで、10万通りか」
「全部試す気!?」
「番号が分からないときは、これが一番早い」
(アルガの、総当たり攻撃が始まりました・・・)「腕がつりそうだぜー!!」
「追加の買い物、もう終わったって!!」
「えぇっ!!もう!?」
「なかなか売って無さそうなものを注文しろー!!」
(時間稼ぎも、大変です・・・)
「ウワー!!限界ダー!!」
「アルガ!大丈夫!?」(NO SIGNAL って、表示されてますが・・・)
「フェレス先輩続きを!」
「えぇっ!!」「ここまでやって開いてないのに」「開くわけ・・・」
「えっ!!」「開いた?」
「店の権利書とか、そんな感じね」「奥にもまだ何かありますね」「ぬいぐるみ?」「何か、刺さってます」「メモリー?ですかね」
「そうみたいね」「何か入ってるかもしれませんし、アイツに、刺してみます?」
「うっ、そうね」「ここまで来たら、引けないわ」
「うわっ!!」
「ここって・・・」
「ボストーク?」
「今日から、このお店でお仕事です」「古いだけじゃなくて、なんだかとっても懐かしい感じ」
「ピカピカに、お掃除したいと思います!」
「コーヒー、紅茶、ナポリタン」「ミックスサンドにピザトースト」
「流行りとかはよくわからないけど、こういうの割と好きです」
「あたたかくて、のんびりな時間」「この静かで落ち着いた雰囲気の中」
「お客さんに、くつろいでもらえたらうれしいかな・・・」
「お客さんに、くつろいでもらえたらうれしいかな・・・」
「コーヒーの味は、まだよくわからないです」「でも、少しづつ、いろいろ慣れていきたいです」
「それと」
「このクラスタでお友達を」
「・・・」
「仲良しのお友達を作って」
「・・・」
「一緒にお店をやったり」
「ずっと変わらずできたらいいなぁ」「エヘッ」
「これで、おしまいです」
「おい、お宝はどうなった?」「マル子おまえ泣いてるのか?」
「そういうのいいから・・・」
「皆さんこちらに居たんですか?」
「もしかして、見ちゃいました?」
「ごめん、その、いろいろと・・・」
「いえ、ちょっとはずかしかったなぁって・・・」
「エクア先輩!!!」
「マルテースさん!?」
「ずっとずっと、仲良くお店やりましょうね!」「フェレス先輩が居たっていいですから!」
「ええ、もちろん」「お、そうだ、さっき買い物で色々買ってきたので、新作のメニュー作りましょう!」
「新しいのなんていらないです!」「古いままで、ぜんぜんオッケーです!」「先輩ごめんなさーい!!」「エクア」
「あ、はい?」
「今まで通り、変わらずやっていきましょ」
「あ、はい。皆さんといつまでも、一緒に!」
「ん、よくわかんねぇ!」
「アルガさんも、グイグイしますか?」
「オ、オレはイイから、マル子にずっとやってろ!」
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とうとう、依頼人ナシの回になってしまいました。
が、しかし、最後の映像を見ると、実は
「エクア自身」が、他のクラスタから逃げてきたのではないのか?と言うことが見え隠れしてきました。
(というわけで、今回は、依頼人=エクア、の回だったのか・・・?)
本日は、以上です
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